航空切手

発行日：1950年1月10日

買取相場：12,000円前後

戦後に航空郵便制度が再開されて最初に発行された航空切手で唯一航空機を採用していない図柄になります。額面が16円、34円、59円、103円、144円のものがあり、それぞれ1,000～1,500円程度の買取額が付きますが、5種完になるとさらに高値が期待できます。

発行日：1961年10月2日

買取相場：8,000円前後

京都中央局内の新型自販機で販売するために作られた左右に目打ちのない切手です。五重塔航空切手の図柄を流用していますが厳密には航空郵便のために発行されたわけではありません。発行枚数が15万枚と少なく希少性が高いためバラ1枚でも高価で買取されます。

発行日：1929年10月6日（9銭5厘のみ1934年3月1日）

買取価格：10,000円前後

日本で初めて発行された航空切手です。図柄は輸入運航していたフォッカー7型3M旅客機を採用。額面は8銭5厘、9銭5厘、16銭5厘、18銭、33銭の5種です。8銭5厘と33銭はバラでも2,000～3,000円、その他は1,000円で買取されますが5種完でさらにアップします。

発行日：1952年8月11日（20円）1952年9月1日（30円）、1953年7月10日（25円）、1953年10月29日（40円）、1962年4月2日（15円）

買取価格：3,000円前後

ダグラスDC-4型機と五重塔が図柄に採用された円位の航空切手です。銭位の後継として1952年～1962年に発行され、額面は15円、20円、25円、30円、40円の5種類です。バラだと額面20円のものだけ1,500円の買取額が付きますが、その他は20円から200円程度です。

発行日：1953年8月15日

買取価格：1,500円前後

鎌倉の大仏とDC-4型機、富士山が図柄として採用されている航空切手です。正式な航空切手としてはこれが最後で、額面は70円、80円、115円、145円の4種類です。バラだと額面145円のものが買取額400円程度で残りは高くても100円程度。4種完でさらにアップします。

発行日：1952年7月1日

買取価格：20,000円前後

立山連峰と航空機が図柄として採用された航空切手です。1952年2月に同じデザインで銭位のものが発行され、その5ヶ月後に円位になりました。額面は55円、75円、80円、85円、125円、160円の6種類ですべてが揃っていて状態が良ければ高額買取が期待できます。